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IE11サポート終了でWeb開発者にどのような影響があるのか

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IE 11サポート終了に伴い、Web開発者にどのような影響があるのかを、個人(ユーザー)、企業、全てを含めて話していきたいと思います。

ここでは、ある個人のWeb開発者としての説明になります、必ずしもそれが最良の方法(解決策)とは限りません。

Internet Explorer 11(IE11)デスクトップアプリケーションは、サポートが終了し、Windows 10の特定のバージョンでMicrosoftによって廃止されました。

Webブラウザは、(2022年6月15日)および企業によってサポートされなくなりました。

IE は段階的に廃止し、Windows8.1のユーザーにはサービス終了の通知は適用されません。

ユーザーはIE 11の使用を中止し、デフォルトのブラウザであるMicrosoft Edgeに移動する必要があります。

ですが、MicrosoftEdgeはWindows 11のデフォルトのブラウザであるため、Windows 11のユーザーはこの変更について心配する必要はありません。

IT部門では、環境、システム、およびWebサイトをMicrosoftEdgeまたは他のブラウザに移行するように求められております。

MicrosoftのEricVanAelstynは下記のように述べております。

『特に複雑なIT環境では、何かが起こるのを待つのはストレスになる可能性があります。』

多くのレガシーアプリやウェブサイトは依然としてIE11に依存しており、まだEdgeに移行しておりません。

Windows 10では、更新後エンドユーザーはデスクトップアプリケーションを使用できなくなります。

以前のOSは、このアップデートの影響を受けません。

そしてWindows 11には、ブラウザとしてIE11がありません。

そもそも過去を遡ると、Microsoft 365オンラインサービスによるIEサポートの終了の発表などから、IEサポートからの移行に気付いていた方も多くいらっしゃるかと思います。

Microsoft Edgeブラウザに引き継がれ、新しいバージョンのIEは2013年以降リリースされていませんでした、サポート終了の知らせがあるまでIE 11はWindowsOSにバンドルされたままです。

Windows 10でのIEの将来はMicrosoft Edgeにあることを発表しています。

これは、Microsoft Edgeにのみ付属するWindows11で終わりに近づいています。

IE 11とのみ互換性のあるアプリやまたはWebサイトを使用する必要があります。

しかし、EdgeにはIEモードがありますが、これらのアプリやWebサイトは期待どおりに機能しない可能性があります。

長年に渡り、Webサイトとアプリケーション全ての機能を提供する為にIEに依存してきた、という企業もいらっしゃいます。

それら機能を許可するための対策に講じているはずです。

多くのWeb開発者はまだIE 11向けに構築していますが、一部の開発者や開発機関はIE 11を積極的にサポートしていません。

これは様々な意見になると思います。

IE 11向けに構築している、開発者はIEモードをテストし、すべてのサイトをIE 11からEdgeにリダイレクトしEdgeをデフォルトのブラウザとして設定しなければいけません。

Windows 10またはWindows 11のユーザーがIEを開こうとすると、代わりにEdgeブラウザが起動します。

レガシーアプリをサポートするIE 11互換モードがありますが、まったく同じようには機能しない場合があります。

レガシーモードは2029年までサポートされているため、しばらくの間はIEを完全に削除することはありません。

Microsoftは、ブラウザの終了を1年前に通知する予定。

ただし、最新のWebアプリを構築している開発者の場合は、InternetExplorerのサポートを完全に廃止することをお勧めします。

Web開発者はIE 11のサポート終了が嬉しいと思ってる方は少なからずいらっしゃるはずです。

これは、米国時間 5 月 19 日に公開されたMicrosoftブログも以下のように述べています。

最新のWebサイトやアプリを開発しているWeb 開発者の方は、この日を待ち望んでいたことかと思います。 Internet Explorer と最新ブラウザを同時にサポートし続けることは困難です。今回の変更によって、法人ユーザー様と個人ユーザー様においては、Internet Explorer の利用を必要最低限のレガシーサイトのみに絞ることができます。時間とコストを削減できることは、Web開発者にとって喜ばしいことですが、ユーザーは Internet Explorer から移行するのに時間がかかることをご承知おき下さい。

IE 11は古いバージョンのJavaScript、つまりECMAScript 5(ES5)でのみ動作します。

最新であるJavaScript機能はサポートされておらず機能しません。

例えば、アロー関数やテンプレートリテラル・promise/Async関数・クラスなどのES6の一般的な機能とかになります。

開発者はBabelのようなツールを使用できるため、最新のJavaScript(ES6以降)を作成できます。

JavaScriptはES5に変換されて戻されるため、すべてのブラウザで機能します。

ですが、Babelを扱えない方は、JavaScriptのどの機能が使用でき、できないのか調べながら開発していかなければいけません。

下記の画像のように、機能が対応されているか調べます。

これはJavaScriptのアロー関数機能ですが、IEでは全てのブラウザのバージョンで対応されていません。

赤色は非対応を表します。

数字は各ブラウザのバージョンとなっています。

HTML/CSSでは、IE 11の新しい機能更新は数年間リリースされていないので、パッチが適用されているか、多くのWeb開発者が現在使用している新しいスタイルシートの手法と仕様がサポートされていません。

グリッドやCSS変数など、これらはサポートされていません。

他にも調べれば沢山あります。

企業側からしたら、ブラウザのサポートを終了すると、ユーザーの収益が失われる可能性がありますが、開発者からしたら開発していく上で、少しでも時間とコストの削減を考えると嬉しい事でもあるのです。

このBabelでの『トランスパイル』により、必然的にコードバンドルにコストや負荷が発生します。

さらに、一部のサードパーティJavaScriptライブラリはES6でのみ利用できる場合があるので、IE 11のサポートが必要な場合、アプリ開発者はそれらのライブラリも確実にトランスパイルされるように追加の努力(回避策)を常に払う必要があります。

最後に

IEを使用しているユーザーは、一部の機能が使用できなくなったり、正しく機能しない、機能が制限されたりするなど、エクスペリエンスが低下する可能性があります。

その為、IE 11の使用を中止しデフォルトのブラウザであるMicrosoft Edgeに移動するようにして下さい。

そうでないと、IE11のWebブラウザを引き続き使用する企業や個人にセキュリティリスクが生じる可能性があり、サイバー攻撃マルウェアに対してより脆弱である可能性があります。

Web開発者はIE 11サポート終了に伴い、ブラウザアプリケーションでIEをサポートする必要がある場合は、ブラウザバンドルを作成するときにbabelのようなトランスパイラーを使用する必要があります。

企業側はユーザーが廃止される前にIEモードを設定しないと、それらのレガシーサイトにアクセスできなくなり、『ビジネスの混乱』が発生するとMicrosoftは警告しております。

企業と開発者は、InternetExplorer 11を使用することのリスクと利点を比較検討する必要があります。

可能性として考えられるのは、おそらく2022年6月以降では、多くのプログラミングテクノロジーがIE11のサポートを終了し始める可能性があります。

これにより、IE11とそれらのプログラミングテクノロジー、特にJavaScriptライブラリを使用するWordPress(プラグインを含む)ソフトウェアまたはWebサイトとの間に非互換性が生じる恐れがあるので、最善の注意が必要となります。

本日は以上となります。

最後までこの記事を読んで頂きありがとうございます。

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